20代で転職回数5回でも転職できる?実体験をもとに解説します

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かまりょ

こんにちは。Webマーケターのかまりょです。今回は、20代で転職回数が多い方向けに、転職回数が多くても転職できるのかを私の実体験をもとに解説していきます。

太郎

20代のうちに既に転職を5回してしまって、次に転職できるかどうか不安です。

花子

転職回数が5回以上の人でも転職は可能なのかな。

こうした疑問を解消していければと思います。

まず、結論としてお伝えしたいのは、20代のうちに転職回数が5回以上あっても転職は可能です。

筆者である私も、実は20代のうちに転職を5回経験していますが、転職を成功させて今では現役のWebマーケターとして活躍しています。

ですが、注意していただきたいのは、なんでもかんでも転職をすればいいということではないことです。

転職回数が多い人ならではの注意しておくべき点や、どういうスタンスで転職活動をしていけばいいかなど、実体験をもとに解説していきます。

かまりょ

私自身、自分が採用担当として人材募集をした経験もあるので、実際に選考をする側として感じた意見も、ご紹介できればと思います。

それでは、さっそく見ていきまょう。

目次

20代で転職回数が多いのは転職活動に不利だが、戦略次第で内定は取れる

まず大前提として、20代で転職回数が多いことは、転職活動には不利に働きます。

アメリカでは、転職でステップアップという考え方が一般的ですが、日本企業では転職回数が多いのはまだまだマイナスの印象です。

転職回数が多いことは、転職活動をする際に不利に働きますが、問題ありません。

一番ダメなのは、不利な状況にメンタルがやられてしまうことです。

事前に不利だということを認識できていれば、焦らず転職活動を進めることができます。

どのような点で不利になるのか、一つずつみていきましょう。

転職活動に不利な理由1.書類選考で見送られることが多い

転職活動に不利な理由の一つ目としては、書類選考で不採用になることが多い点です。

応募者が多いような企業の場合、書類である程度選別をすることも考えられます。

そうした際に、転職回数は一つの目安として、見られることが多いです。

しかし、ちゃんとした企業であれば、転職回数だけでなく実際にその企業の中で何を経験してきたかということを見てくれるので、その点は安心してください。

転職活動に不利な理由2.面接で語れることが少ない

2つ目の理由としては、面接で語れることが少ないということです。

転職回数が多いということは、必然的に1社での就業経験が短いということになります。

ただ長く在籍をしていればいいというわけではありませんが、1社で就業経験が長い方がいろいろと挑戦できる機会も多くなり、語れる経験が多くなるでしょう。

つまり、そうした別の候補者と比較された際に、経験値が低いとみなされてしまうこともあるため、自信を持って語れないという点も不利に働きます。

転職活動に不利な理由3.印象が良くない

3つ目の理由は、印象が良くないということです。

転職回数が多い人は、何かしら問題があるのではないかと警戒されやすくなります。

例えば、職場の人間関係を上手く築けないのではないかとか、継続力がないのではないかなどといったことです。

印象が良くない中、ネガティブなことを言ってしまうと「やっぱり」ということになりかねないので、その点は笑顔で乗り切れると良いでしょう。

実体験!20代で転職回数が5回あり、転職活動には苦労しました

私自身、20代での転職回数が5回あり、転職活動には苦労しました。

もちろん、全部が全部成功の転職ではありませんでしたが、結果としてWebマーケティングというやりがいある業務に行き着くことができました。

かまりょ

ここからは、実際の経験の中で苦労したポイント、意識しておくべきことなどをご紹介します。

転職活動で苦労したポイント1.書類選考の段階で不利になる

書類選考の通過率は、転職回数が少ない人と比較すると確実に下がります。

1〜2回ならまだ問題ありませんが、20代で3回以上となると少し転職回数が多いと見なされることが多いようです。

そうした中で、応募する企業によっては、転職回数のみで足切りをしてくることもあり得ます。

かまりょ

実感として、私自身も書類選考ではかなり苦労しました。
書類で足切りしてくる企業とはご縁がなかったと思って諦めましょう。

とにかく、まずは書類選考で多くの企業にエントリーしてみるということが大切です。

その中から、自分が興味を持てる企業なのかどうか、ふるいにかけていくことをおススメします。

転職活動で苦労したポイント2.退職理由を伝えるのが難しい

退職理由は、基本所属していた1社1社全ての企業の理由を聞かれることが多いです。

みなさんが面接官だったとしても、応募者の今まで企業での退職理由って気になりますよね?

同様に、採用担当の面接官も退職の理由というのは気になるものなのです。

  • この人は不平不満があって退職してきたのかな?
  • 入社して同じような理由で辞めないかな?

このように考えながら、あなたの退職理由を聞いてこようとします。

私自身も、3ヶ月で辞めた企業もあったりして、退職理由を伝えるのには苦労しました。

かまりょ

不平不満があるのはしょうがないことですが、ここの伝え方は大事です。後ほど詳しく解説しますね。

転職活動で苦労したポイント3.自信を持って伝えられることが少ない

苦労した3つ目のポイントは、自信を持って伝えられることが少ないということです。

転職回数が多いということは、それぞれの企業で語れる内容はどうしても薄くなりがちです。

しかも、嫌な思いをして辞めてるとなかなか語ることも少ないですよね。

私も、いつも面接は自信がありませんでした。

かまりょ

ちなみに、今だったら転職回数が5回以上あっても余裕で転職できると思います。転職回数が多くても、Webマーケティング業務で培ったスキルは希少性が高いものですからね。

過去の私のように面接に自信がなく、悔しい思いをされている方もたくさんいらっしゃると思います。

ですが、大丈夫です。

諦めなければ必ず道は開けるので、ぜひ私の体験談も参考に、今の苦境を乗り越えてください。

転職回数が多くても内定をもらえる方法5選

では実際に、転職回数が多くても内定をもらうにはどうすればいいか。

詳しく解説していきます。

退職理由の伝え方に気を付ける

まず最初に「退職理由の伝え方に気をつける」ことが必要です。

退職理由はついネガティブなことを言ってしまいがちです。

ここで最もダメなのが、相手(他人)のせいにすること。

これは、「他責」と呼ばれ、ビジネスでは最もやってはダメなことの一つです。

花子

プライベートでもすぐ相手のせいにしてくる人は嫌だな。

かまりょ

プライベートでも他責になってないか振り返ってみてくださいね。

例えば、こんな感じの退職理由は最悪です。

太郎

会社の環境も雰囲気もとても悪く、特に直属の上司である課長は人間的にも問題があります。あの環境ではとても成長できないため、転職を決意しました。

これは、典型的な他責ですね。

もちろん、環境が悪いのは本当だと思いますが、そうした中で自分でどう行動したか。

今いる環境の中で最大限にやることをやったのかという点は、突っ込まれるでしょう。

退職理由を伝える時は、視点を「未来」に向けて見ることをオススメします。

  • 将来こういうことがやりたい
  • 今いる企業でこういうスキルを身に付けたから、次の企業でそこをより突き詰めてやりたい
  • こういう理由があり、新しい職種にチャレンジしたい

など、未来に向けての視点がある人の方が、ポジティブな印象を持ちやすいのです。

どうしてもネガティブな理由を伝えたいという場合は、自分にも非があるということを認めた上で伝えてみるとよいでしょう。

なぜ転職したいのかを明確にする

これは先ほどの内容とも少しリンクしますが、「なぜ転職をしたいのか」ということを明確にしておきましょう。

そもそも、あなたが転職をしたい理由はなんですか?

  • お給料をあげたいから?
  • 新しい職種にチャレンジしたいから?
  • もっと裁量の大きな仕事をしたいから?

お給料を上げたいというのも、もちろん立派な転職理由の一つです。

ただ、給料だけでなく仕事のやりがいなどもある程度考慮しないと長続きしないので、その点は注意しておきましょう。

お金のためだけに自分の時間の大部分を使うのはもったいないことです。

人として成長している実感があったり、少しでも楽しいと感じられる仕事であれば、多少きつくても長く続けやすいでしょう。

オススメはWebマーケティングやWebデザインなどの仕事ですが、ここは人それぞれ好みがあるので、自分の興味関心をしっかりと考えた上で、転職理由を明確にしていきましょう。

Webマーケティングの仕事内容については、Webマーケターとは?現役Webマーケターがどこよりも詳しく紹介の中で詳しく解説しているので、興味がある方はご覧ください。

転職希望先企業のことを調べ、考えてみる

これも基本のことのように感じるかもしれませんが、転職希望先の企業のことをしっかりと調べることです。

意外と、これができていない人も多いです。

そして、ぜひやっていただきたいことが、ただ単に会社概要などを調べるだけでなく、実際に自分がその企業に入ったとして、どういう活躍ができるかということを考えてみるということです。

例えば、営業職として応募する時に、「この企業の顧客先はおそらくこういう企業になってくるだろう。

そうした際に、こういうニーズが発生するだろうから、こういうアプローチをして御社のこういうソリューションを活用しながら課題解決に貢献したい」という部分まで語れれば、この人はしっかりと下調べをした上で面接に臨んでくれているというのが伝わるはずです。

ここはテンプレに当てはめるのでなく、1社1社しっかりと考えてほしい部分です。

書類選考時はここまでする必要はありませんが、実際に面接に挑む企業は面接の通過確率を上げるためにも、ぜひこうした他の人と差別化できる内容を盛り込んでほしいと思います。

転職に役立つ資格やスキルを取得する

転職に役立つ資格やスキルがあれば、転職回数が多くても転職活動を有利に進められます。

もし、即戦力の人がいたら、多少転職回数が多くても気にならないものです。

【Webマーケター直伝】未経験からWebマーケターになる方法7選の記事の中でも解説していますが、やはり資格やスキルがある人は、転職活動において優遇されます。

スキル習得でおすすめなのが、Webマーケティングのスキルです。

私自身も、Webマーケティングのスキルを身につけたことで、30代になってより転職回数が多くなってからでも転職できています。

《徹底比較》安いWebマーケティングスクールおすすめランキングTOP6の中でも紹介しているように、比較的安い金額でスキルを身に付けることができるようなスクールもあるので、確実に転職を実現させたいならこうしたところを使うのも良いでしょう。

今すぐの転職が難しいと感じている人は、まずはスキルや資格の取得を目標にしてみるのもいいでしょう。

転職エージェントに相談する

転職エージェントに相談することは、転職回数が多くて不安な人には必須のタスクと言えます。

転職回数が多いことを相談できる相手がいると、転職活動も進めやすいでしょう。

ただ、私も経験しましたが、転職回数が多いことにより転職エージェント側も支援をしてくれないところもあります。

転職回数が多くても親身に相談に乗ってくれるところはあるので、安心して相談してみるとよいでしょう。

おすすめの転職エージェントについては、「Webマーケティングに強いおすすめの転職エージェントを現役Webマーケターが解説」の記事の中でご紹介しているので、参考にしてみてください。

転職回数が多い人が転職時に注意しておくべきポイント

転職回数が多い人が再度転職する際に注意しておくべきポイントがあります。

これらのことだけは守った上で、次の転職先を探すようにしてください。

ポイント1.転職癖を付けない

もう既に癖付いてしまった人もいるかもしれませんが、一つ目のポイントは転職癖を付けないということです。

嫌なことがあれば転職をするということを繰り返していたら、なかなか自分自身のスキルも高めていけません。

「転職に失敗した」と思っても、すぐ転職するのではなく、一旦立ち止まって考えてみましょう。

転職に失敗したと感じている人は、転職で失敗したらどうする?原因と対処法を徹底解説しますの記事で転職失敗時の対処法についても詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。

一度転職をしたら、何年間かはしっかりとその企業でスキルを習得するということを目指すようにしましょう。

ポイント2.安易な転職をしない

転職は今の現状を変えるための手段の一つに過ぎず、それだけが正解というわけでもありません。

もしかしたら、今いる企業の中で頑張る方が将来の自分にとってはプラスに働くかもしれません。

結局、最終的に決めるのは自分自身ですが、結論が転職だけではないということは、しっかりと意識しましょう。

果たして、転職をすることが一番最前の方法なのか、それとも今の環境を上手く有効活用して自分のスキルを磨いてみるのか。

今の環境で多少我慢して働きながら、副業で可能性を見出すのだって一つの手です。

安易に転職という決断を下すのでなく、たくさん選択肢を考えた上で、決断しましょう。

ポイント3.ポジティブな理由で転職するようにする

せっかく転職をすると決めたのであれば、ポジティブな理由で転職をすることをオススメします。

ネガティブな逃げの理由だけで転職してしまうと、新しい職場でのモチベーションにも繋がりにくくなってしまうでしょう。

ネガティブな理由があるのも、もちろんいけないということではありませんが、せっかくであれば自分がやってみたいことに挑戦できる転職となることを願っています。

まとめ:転職回数が多くても転職は可能だが、その先が大事

いかかでしたでしょうか。

ここまで、私の実体験もご紹介しながら、転職回数が多くても転職はできるということをご紹介してきました。

ただし、転職自体を目的とするのではなく、その先自分がどうなりたいのか、どういうキャリアを歩んでいきたいのかをしっかりと考えた上で、後悔のない選択をするようにしていきましょう。

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この記事を書いた人

Web広告代理店にて、Webマーケティングのいろはを学ぶ。上級ウェブ解析士の資格を取得後、事業会社(投資教育サービス)に転職。インハウスでWebマーケティングを行う。自社のオウンドメディアでは、0から立ち上げて月間60万PVまで成長させることに成功。その他、リスティング広告やSNS広告などの運用も行う。現在は、某大手美容医療クリニックのWebマーケティングに携わり、月間約5億円の予算を運用し、更なる知見を貯め続けている。

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